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グループ請求書を作成する

概要

グループ請求の設定に基づき、複数バイヤーの伝票をグループ請求統括バイヤーに集約・合算し、1件の請求書を作成する機能です。

利用目的

主な目的は、複数バイヤーに分散する請求データをグループ請求統括バイヤーに集約し、1件の請求書として管理できるようにすることです。

あわせて、請求情報を一元化することで、請求書の起票や確認にかかる手間を抑え、参照しやすくします。

機能の説明

グループ請求書の作成処理

グループ請求書は、あらかじめ設定したグループ請求の関係に従い、委任元バイヤーの伝票を含めてグループ請求統括バイヤー宛の請求書として作成します。

事前設定として、グループ請求統括バイヤーと委任先の設定が必要です。

詳細はグループ請求の統括バイヤーと委任先を設定するを参照してください。

グループ請求統括バイヤーが利用できるリソース

請求書を作成するグループ請求統括バイヤーは、統括バイヤー自身のリソースに加え、グループ請求の委任元となる他のバイヤーのリソースを利用できます。

利用可能なリソースは次のとおりです。

  • 注文内容確認書
  • 納品書
  • デポジット請求書
  • 返品伝票
  • クレジットノート
  • 注文時に設定された配送料

データソースタイプと利用条件

請求書は次の4つのデータソースタイプから作成できます。

データソースタイプによって参照データやSKU明細の入力仕様、設定項目が異なります。

データソース説明
注文内容確認書注文内容確認書を合算して請求書を作成します。請求済みのもの、および注文内容確認書が未作成の注文は指定できません。
納品書納品書を合算して請求書を作成します。請求済みの納品書、請求不可の納品書は指定できません。
デポジット請求書デポジット請求書をもとに残高の請求書(バランス請求書)を作成します。通常の請求書やバランス請求書は指定できません。デポジット請求書を1件のみ指定できます。
オリジナル(データソースなし)伝票由来のデータを参照せず、製品マスタからアイテムの選定・明細入力を行って請求書を作成します。通貨、取引条件(掛け率・割引率など)および請求条件(デポジット条件)を請求書ごとに設定します。

請求書の種類と請求割合・伝票の種類

請求割合および伝票の種類に応じて、作成される請求書の種類が決定されます。

  • 請求割合を100%とした場合: 通常の請求書(全額請求)が作成されます。
  • 請求割合を100%未満の数値とした場合: 合計金額のうち指定した割合を請求金額として算出します。
    あわせて指定した伝票の種類に応じて、以下のいずれかの請求書が作成されます。
    • 伝票の種類がデポジット(前受金額) の場合: デポジット請求書が作成されます。
    • 伝票の種類がバランス(残りの金額) の場合: バランス請求書が作成されます。
  • データソースにデポジット請求書を指定した場合: 初期値として未請求の割合が自動適用されます。未請求となっている残りの金額をすべて請求する場合は、伝票の種類がバランスで固定されます。

請求書で利用できる通貨

1件の請求書で、1つの通貨を利用できます。

そのため、適用する返品伝票やクレジットノート、他の費用なども含めて、異なる通貨を1件の請求書に混在させることはできません。

明細の種類

請求書には、以下の明細を追加できます。

  • SKU: データソースを引き継いで追加されます。オリジナル(データソースなし) では、手動で追加します。
  • カスタムアイテム: 製品マスタとして存在しないアイテムをカスタムアイテムとして追加できます。
  • 配送料: 請求書固有の配送料、および注文ごとにストックされている配送料を追加できます。
  • 他の費用: 代引き手数料や修理代などの他の費用を追加できます。マイナスの金額を入力して値引きとして扱うこともできます。

選択肢の設定に依存する項目

以下の項目は、メーカーのコア設定によって利用可能な選択肢が決まります。

  • 選択可能な通貨
  • 選択可能な取引条件
  • 選択可能な請求条件

選択可能な税は、メーカーの税設定によって利用可能な選択肢が決まります。

事前準備が必要な項目

銀行口座は事前にマスタ作成が必要です。通貨に対応する銀行口座を利用できます。

銀行口座の作成方法は銀行口座を作成するを参照してください。

また、バイヤーマスタでデフォルトの銀行口座が設定されており、請求書の通貨と一致する場合は、自動的にバイヤーマスタに設定されたデフォルトの銀行口座がセットされます。

バイヤーにデフォルトの銀行口座を設定するにはバイヤーを編集するデフォルトのメーカー銀行口座項目を参照してください。

請求書No.の自動生成ルール

請求書No.は自動生成か手動でカスタマイズするか指定できます。

自動生成する場合は、DEXTREの標準ルールか、ブランドに設定された伝票番号の採番ルールに基づいて生成されます。

伝票番号の採番ルールについて、詳細は伝票番号の採番ルールを設定するを参照してください。

請求書作成と請求残高

請求書を作成すると、請求金額から請求書に適用された請求残高を差し引いた金額が、現在の請求残高にプラスされます。

請求残高とは、DEXTRE上で管理する未入金状態の合計金額を表します。

請求残高の計上先は、請求書を作成するグループ請求統括バイヤーです。

操作方法

グループ請求書作成画面への移動

  1. 取引メニュー > 請求管理をクリックします。
  2. グループ請求書の作成をクリックします。
    「新規グループ請求書の作成」ページに遷移します。

フォームの入力方法

グループ請求統括バイヤー・データソースタイプの選択

  1. バイヤー検索
    必要に応じて、請求書を作成するバイヤーを検索して絞り込みます。

  2. バイヤーを選択する
    グループ請求書を作成するバイヤーの選択ボタンをクリックします。

    グループ請求統括バイヤーのみ選択できます。

  3. データソースタイプ
    以下のいずれかをプルダウンで選択します。

    • 注文内容確認書
    • 納品書
    • デポジット請求書
    • オリジナル(データソースなし)

「注文内容確認書」データソースでの注文の選択

データソースタイプに注文内容確認書を選択した場合の操作です。

  1. 注文を選択
    注文一覧から、設定対象の注文にチェックを入れて選択します。

    • 複数選択できます。
    • 請求済みの注文内容確認書は指定できません。
    • 注文内容確認書が未作成の注文は指定できません。
    • 検索の各項目に条件を入れて注文を絞り込むことができます。
    • 検索条件にヒットする注文を全て選択する場合は、全て選択するをクリックします。
    • チェックを全て外す場合は、全て選択解除するをクリックします。

「納品書」データソースでの納品書の選択

データソースタイプに納品書を選択した場合の操作です。

  1. 納品書選択
    納品書一覧から、設定対象の納品書にチェックを入れて選択します。

    • 複数選択できます。
    • 請求済みの納品書は選択できません。
    • ステータスが請求不可の納品書は選択できません。
    • 納品書検索の各項目に条件を入れて納品書を絞り込むことができます。
    • 検索条件にヒットする納品書を全て選択する場合は、全て選択するをクリックします。
    • チェックを全て外す場合は、全て選択解除するをクリックします。

「デポジット請求書」データソースでの請求書の選択

データソースタイプにデポジット請求書を選択した場合の操作です。

  1. 請求書選択
    請求書一覧から、設定対象の請求書のラジオボタンを有効にして選択します。

    • デポジット請求書は1件のみ選択できます。
    • 通常の請求書やバランス請求書は選択できません。
    • Search Billing Invoiceの各項目に条件を入れて請求書を絞り込むことができます。

「オリジナル(データソースなし)」での取引に関する条件と製品SKUの入力

データソースタイプにオリジナル(データソースなし) を選択した場合の操作です。

通貨・取引条件・請求条件(デポジット条件)の初期値は、バイヤーの設定データから参照されます。

  1. 通貨
    使用する通貨をプルダウンから選択します。

  2. 取引条件
    取引条件をプルダウンから選択します。

    あわせて、選択した取引条件に対応する取引条件率を入力します。

  3. デポジット条件
    デポジットありデポジットなしをプルダウンから選択します。

  4. 製品SKUの追加
    必要に応じて、請求書にSKU明細を追加します。

    • 請求書にSKU明細の追加が必要な場合: アイテムを追加をクリックして製品を追加します。
    • 請求書にSKU明細の追加が不要な場合: 追加せずにスキップできます。

    アイテムを追加をクリックすると、「製品選択」モーダルが開きます。

    請求書に含める製品にチェックを入れます。

    • 製品は複数追加できます。
    • 製品検索に条件を入れて製品を絞り込むことができます。
    • 検索条件にヒットする製品を全て選択する場合は、全て選択するをクリックします。
    • チェックを全て外す場合は、全て選択解除するをクリックします。

    選択が完了したら、選択ボタンをクリックします。
    製品SKUに選択した製品が追加されます。

  5. SKU明細の入力
    請求書に追加するSKU明細について、以下を入力します。
    価格は製品マスタから引き継がれるため、変更が必要な場合に編集します。

    • SKUの数量(必須): プルダウンから数値を選択します。
    • 納品予定日: 納品予定日の設定を、以下の3種類からプルダウンで選択します。
      • 納品予定日を設定しない: 納品予定日を設定しません。
      • 納品予定日を設定する: 納品予定日を指定します。日付はカレンダーから選択できます。
      • 納品予定期間を設定する: 納品予定期間を指定します。開始日と終了日をそれぞれカレンダーから選択します。
    • : 適用する税にチェックを入れます。
    • 取引条件(製品単位): 0100%で値を入力します。
    • 価格設定方法: 以下の2種類からプルダウンで選択します。
      • 取引条件を元に計算: 元の価格に取引条件を乗じて卸価格を算出します。
      • 手動価格設定(オプションを除く): 取引条件によらず、手動で卸価格の金額を設定します。
    • 元の価格(SKU単位): 製品マスタで設定した金額が表示されます。必要に応じて修正してください。
    • 卸価格(SKU単位): 選択した価格設定方法によって、以下のとおり表示されます。
      • 価格設定方法取引条件を元に計算を選択した場合: 元の価格に取引条件を乗じた金額が卸価格となります。
      • 価格設定方法手動価格設定(オプションを除く) を選択した場合: オプションを除いた卸価格の金額を入力します。

カスタムアイテムの設定

カスタムアイテムでは、製品マスタとして存在しないアイテムを追加できます。

  1. 必要に応じて、アイテムを追加をクリックします。カスタムアイテムの入力欄が1つ追加されます。

  2. カスタムアイテム1つごとに、以下の項目を入力します。

    • 表示名: カスタムアイテムの表示名を入力します。
    • 概要: カスタムアイテムの説明文を入力できます。
    • 卸価格: カスタムアイテムの卸価格を入力します。
    • : 設定する税にチェックを入れます。
    • 数量: カスタムアイテムの数量を入力します。

    合計金額は、(卸価格 + 適用した税) × 数量で算出されます。

    不要なアイテムは、ゴミ箱アイコンをクリックして削除できます。

配送料の設定

請求書に追加する配送料を設定できます。

  1. 配送料
    請求書固有の配送料を追加します。

    必要に応じて、費用を追加をクリックします。配送料の入力欄が1つ追加されます。

    配送料1つごとに、以下の項目を入力します。

    • 表示名: 配送料の表示名を入力します。
    • 費用: 配送料の費用を入力します。
    • : 設定する税にチェックを入れます。

    合計金額は、費用と適用した税の合計で算出されます。

    不要な配送料は、ゴミ箱アイコンをクリックして削除できます。

  2. 注文時に設定された配送料
    対象バイヤーおよびグループ請求の委任元バイヤーについて、注文ごとにストックされている注文時に設定された配送料を指定できます。

    • 設定したい配送料にチェックを入れると、請求書に対して注文に基づく送料を適用できます。
    • 複数選択できます。

他の費用の設定

請求書に代引き手数料や修理代など、送料以外の費用を追加できます。

  1. 必要に応じて、費用を追加をクリックします。
    他の費用の入力欄が表示されます。

  2. 設定する費用の以下の項目を入力します。

    • 表示名: 設定する費用の表示名を入力します。
    • 費用: 設定する費用の金額を入力します。費用の金額はマイナスの数値を入力して値引きとして扱うこともできます。
    • : 設定する税にチェックを入れます。

    合計金額は、費用 + 適用した税で算出されます。

    不要な費用は、ゴミ箱アイコンをクリックして削除できます。

返品伝票・クレジットノートの適用

  1. 返品伝票の選択
    適用可能な返品伝票が存在する場合、請求書に合算して請求合計金額から差し引くことができます。

    返品伝票一覧から、設定対象の返品伝票にチェックを入れて選択します。

    • 検索の各項目に条件を入れて返品伝票を絞り込むことができます。
    • 検索条件にヒットする返品伝票を全て選択する場合は、全て選択するをクリックします。
    • チェックを全て外す場合は、全て選択解除するをクリックします。
    • 請求書の通貨と異なる返品伝票は適用できません。
  2. クレジットノートを選択する
    適用可能なクレジットノートが存在する場合、請求書に合算して請求合計金額から差し引くことができます。

    クレジットノート一覧から、設定対象のクレジットノートにチェックを入れて選択します。

    • 検索の各項目に条件を入れてクレジットノートを絞り込むことができます。
    • 検索条件にヒットするクレジットノートを全て選択する場合は、全て選択するをクリックします。
    • チェックを全て外す場合は、全て選択解除するをクリックします。
    • 請求書の通貨と異なるクレジットノートは適用できません。

請求書の基本情報

  1. 請求先住所
    請求先の住所を登録するか、登録しないかをトグルボタンで指定します。

    • 請求先住所を有効にする: 請求先住所を登録します。あわせて住所情報を設定します。
    • 請求先住所を無効にする: 請求先住所は登録しません。

    請求先住所を登録する場合、プルダウンから以下の項目を選択し、請求先住所を指定します。

    • 新しい住所を入力: 請求先となる各種住所情報を入力します。
    • 請求先住所を選択: 請求先リストから請求先住所を選択・変更します。
  2. メーカーの銀行口座
    支払いを受ける銀行口座をプルダウンで選択します。通貨に対応する銀行口座を利用できます。

    バイヤーにデフォルトの銀行口座が設定されており、請求書の通貨と一致する場合は、自動的にセットされます。

  3. 請求書No.
    請求書No.を手動でカスタマイズするか、自動生成するかトグルボタンで指定します。

    • 請求書伝票No.をカスタマイズを有効にする: 自由入力で請求書No.を設定します。
    • 請求書伝票No.をカスタマイズを無効にする: 請求書No.が自動生成されます。
  4. 発行日
    請求書の発行日を指定するか、指定しないかをトグルボタンで指定します。発行日は、伝票日付として使用されます。

    • 発行日を登録するを有効にする: 請求書の発行日の年月日を入力します。カレンダーから選択できます。
    • 発行日を登録するを無効にする: 請求書の発行日を設定しません。不要な場合は無効にしてください。
  5. 請求割合
    請求割合を1100%の数値で入力します。

    100%未満の場合は伝票の種類に以下のいずれかをプルダウンで選択します。

    • デポジット(前受金額)
    • バランス(残りの金額)

    デポジット請求書がデータソースの場合、請求割合は自動適用され、伝票の種類はバランス(残りの金額) で固定されます。

  6. 売り手負担銀行振込手数料
    バイヤーからの入金時の振込手数料をメーカー負担とする場合、以下の項目を指定します。

    • 銀行振込手数料: メーカーが負担する銀行振込手数料の金額を入力します。金額は明細上値引きとして扱われます。
    • : 適用する税をプルダウンから選択します。
  7. 支払条件名
    支払い条件の名称を入力します。

  8. 支払期限
    支払い期限の年月日を入力します。カレンダーから選択できます。

  9. 請求残高
    利用可能な請求残高が存在する場合、請求書に対して繰越金額として設定できます。

    請求残高を適用するか、適用しないかをトグルボタンで指定します。

    • 請求残高を適用するを有効にする: 請求残高を繰越金額として設定できます。利用可能な請求残高の範囲内で金額を指定できます。
    • 請求残高を適用するを無効にする: 請求残高を繰越金額として設定しません。
  10. 備考
    社内メモを入力します。PDFには出力されません。

  11. PDFに記載するコメント
    PDF最終ページのフッター部分に記載するテキストを入力します。文字数の制限はありません。

  12. PDFに記載するコメント(文字数制限あり)
    PDFのヘッダー部分に記載するテキストを入力します。100文字まで入力できます。

請求書の作成

入力内容を確認のうえ、作成ボタンをクリックします。

処理に成功すると、請求書が作成されます。

利用上の注意

請求書に適用済みのデータソースは利用できません

請求書の重複を防ぐため、すでに他の請求書に適用されているデータソース・返品伝票・クレジットノートは利用できません。

異なる通貨の返品伝票・クレジットノートは適用不可

請求書の通貨と異なる返品伝票やクレジットノートは適用できません。

配送料の適用に関する注意

適用可能な配送料は、配送料が設定された注文のステータスが注文内容確認書を確定しましたとなった時点で作成され、注文ごとにストックされています。

ストックされた「配送料」は、納品書や請求書に適用されるごとに消費され、1度適用した配送料を他の伝票へ重複して適用することはできません。