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バイヤー間でデータ所有権を移管する

概要

本マニュアルでは、メーカーアプリのバイヤー管理から、取引バイヤー同士でデータの所有権を移管する手順を説明します。

利用目的

データ所有権の移管は、メーカーアプリ側で重複してしまったバイヤーアカウントの管理データを統合し、取引先バイヤーの管理先を一本化したい場合に利用します。

移管するデータの範囲や移管後の移管元バイヤーへの処理をあわせて指定できるため、統合後の管理状態や接続関係を運用方針に沿って整理できます。

また、管理データの整理と移管元バイヤーへの処理を切り分けて判断できるため、バイヤー情報の統合を統制を保ちながら進めたい場合にも役立ちます。

機能の説明

移管できるデータ

移管の対象にできるデータ項目は以下のとおりです。

すべてのデータを移管するか、任意の項目に限定するかを指定できます。

  • 注文
  • 未納品SKU
  • アーカイブ済み未納品SKU
  • 取引伝票(納品書、返品伝票、請求書、入金確認書、クレジットノート、請求残高、輸出書類)
  • パートナー在庫

移管後の移管元バイヤーへの処理

移管完了後の移管元バイヤーに対して、以下のいずれかを指定します。

  • 何もしない: データ移管のみを行います。
  • データ移管元バイヤーとのビジネス関係を終了する: 移管元バイヤーとの接続を解除します。
  • データ移管元バイヤーとのビジネス関係を終了し、取引バイヤー情報を削除する: 接続を解除したうえで、ブランド環境上からバイヤーを削除します。

グループ請求関連バイヤーが移管元の場合の自動処理

移管元バイヤーがグループ請求関連バイヤーであり、かつデータ移管後の処理として以下のいずれかを指定した場合、移管元と移管先のステータスの組み合わせに応じて、次の処理が自動的に実行されます。

  • データ移管元バイヤーとのビジネス関係を終了する
  • データ移管元バイヤーとのビジネス関係を終了し、取引バイヤー情報を削除する
移管元バイヤー移管先バイヤー処理内容
グループ請求の委任元バイヤーグループ請求統括バイヤー何もしません。
グループ請求の委任元バイヤーグループ請求の委任元バイヤー、または設定なし移管先のグループ請求設定が移管元の設定で上書きされ、移管先は移管元のグループ請求設定を持つ「委任元バイヤー」となります。
グループ請求統括バイヤーグループ請求の委任元バイヤー、または設定なし移管先が「グループ請求統括バイヤー」となり、移管元に紐づいていた「グループ請求の委任元バイヤー」の委任先(統括)が移管先に変更されます。
グループ請求統括バイヤーグループ請求統括バイヤー移管先の設定はそのまま維持され、移管元に紐づいていた「グループ請求の委任元バイヤー」の委任先(統括)が移管先に変更されます。移管先に既に紐づいていた「グループ請求の委任元バイヤー」の統括も、引き続き移管先が行います。

操作方法

データ所有権の移管画面への移動

  1. バイヤーメニューをクリックします。

  2. 取引可能バイヤー一覧タブをクリックします。
    ※デフォルトで開かれています。

  3. データ所有権の移管元となるバイヤーを選択します。

    • 複数選択できます。
    • バイヤー検索に条件を入れてバイヤーを絞り込むことができます。
    • 検索条件にヒットするバイヤーをすべて選択する場合は、全て選択するをクリックします。
    • チェックをすべて外す場合は、選択を全て解除するをクリックします。
  4. 一括操作プルダウンをクリックします。

  5. データ所有権の移管をクリックします。
    「データ所有権の移管」モーダルが開きます。

フォームの入力方法

移管するデータ項目を指定する

  1. データ移管元バイヤー
    選択中の移管元バイヤーの情報を確認します。

  2. データ移管対象
    すべてのデータを対象とするか、個別に対象を選択するかをトグルボタンで指定します。

    • 全てのデータを移管するを有効にする: すべてのデータが移管対象になります。
    • 全てのデータを移管するを無効にする: 移管するデータを項目ごとに限定します。あわせて、移管したい項目にチェックを入れます。

移管後の移管元バイヤーへの処理を選ぶ

  1. 移管後の移管元バイヤーへの処理として、以下のいずれかをプルダウンで選択します。

    • 何もしない
    • データ移管元バイヤーとのビジネス関係を終了する
    • データ移管元バイヤーとのビジネス関係を終了し、取引バイヤー情報を削除する

    移管元がグループ請求に関連するバイヤーであり、かつビジネス関係を終了する系の処理を選んだ場合の自動処理の内容は、グループ請求関連バイヤーが移管元の場合の自動処理を参照してください。

移管先バイヤーを指定する

  1. バイヤーの一覧から、移管先のバイヤーの選択ボタンをクリックします。

    必要に応じて、バイヤー検索に条件を入れてバイヤーを絞り込むことができます。

データ所有権の移管

  1. 入力内容を確認のうえ、次へボタンをクリックします。

  2. 表示されたプレビュー内容に間違いないか確認し、適用ボタンをクリックします。

    処理に成功すると、データ所有権移管が完了します。

利用上の注意

バイヤーアプリ側の見え方(アクセス権)は統合されません

データ所有権の移管やバイヤーアカウントの一本化が行われるのは、メーカーアプリ側の管理データです。

バイヤーAからバイヤーBへデータ所有権を移管した場合でも、バイヤーアプリ側では引き続きバイヤーAのアカウントでのみ注文データを閲覧できます。

バイヤーBのアカウントに、バイヤーAの過去の注文データが合算されて表示されるわけではありません。

移管元バイヤーを削除する場合はすべてのデータが移管対象になります

データ移管後の処理としてデータ移管元バイヤーとのビジネス関係を終了し、取引バイヤー情報を削除するを選択した場合、移管対象のデータを個別に選択することはできません。

すべてのデータ項目が移管対象になります。

移管したくないデータがある場合は、バイヤーの削除に相当する処理を選ばず、何もしないデータ移管元バイヤーとのビジネス関係を終了するなど、別の処理を選んでください。