パートナー在庫移動伝票の一括取り込み(Excel)
このページは、従来方式の在庫管理を利用している環境向けの手順です。
今後は新方式の在庫管理を標準として機能拡張を進めますが、一部の連携・運用では現在も従来方式を利用する場合があります。
画面構成がこのページと異なる場合は、在庫管理(新方式)のマニュアルを参照してください。
概要
パートナー在庫移動伝票を、Excelファイル(.xlsx)を使って一括登録する機能です。
利用目的
主な目的は、パートナー在庫移動伝票をExcelファイルでまとめて登録し、画面上で1件ずつ入力する工数を削減することです。
入力ルールをテンプレートに沿って統一することで、入力漏れや誤操作の軽減にも利用できます。
機能の説明
パートナー在庫移動伝票の一括取り込みとは
パートナー在庫管理機能は、バイヤーへの在庫の貸出と返却を管理するための機能です。
パートナー在庫移動伝票の一括取り込みでは、Excelファイルをダウンロードして入力し、アップロードすることで、在庫移動伝票を登録できます。
伝票タイプと取り込み後の結果
一括取り込みでは、以下の2種類の伝票タイプを利用できます。
- 貸出伝票: パートナー在庫をバイヤーへ貸し出す場合に使用します。
- 返却伝票: バイヤーから商品が返却された場合に使用します。
一括取り込み用XLSXファイルが正常に取り込まれると、伝票タイプに対応するパートナー在庫移動伝票が作成され、在庫の貸出や返却が行われます。
貸出伝票では、パートナー在庫専用の特別なラベルに貸出在庫が割り当てられます。
返却伝票では、常に貸出在庫を操作の対象とするため、パートナー在庫専用の特別なラベルから在庫の引当や削除を行います。
タイムゾーンの扱い
一括取り込み用XLSXファイルのアップロード時に、タイムゾーンを指定します。
- アジア/東京: 伝票日付を日本時間の日付として登録します。
- 協定世界時(UTC): 伝票日付を世界標準時の日付として登録します。
タイムゾーンは、伝票日付の基準として使用されます。伝票の作成日時には影響しません。
一括取り込み用XLSXファイルに入力する項目
貸出伝票と返却伝票で共通の入力項目
貸出伝票と返却伝票で共通の入力項目は次のとおりです。
- 必須:
伝票コード、顧客バイヤー固有コード、品番、SKU番号、数量 - 任意:
備考、伝票日付
同一の伝票コードを入力した行は、1件のパートナー在庫移動伝票としてまとめて取り込まれます。
異なる伝票コードの行は、それぞれ別のパートナー在庫移動伝票として取り込まれます。
在庫ラベルと在庫ロケーション
伝票タイプに応じて、在庫ラベルと在庫ロケーションを指定する項目が異なります。
貸出伝票
貸出する在庫の移動元を、次の項目で指定します。
引当元在庫ラベルコード引当元在庫ロケーションコード
返却伝票
返却する在庫の移動先を、次の項目で指定します。
移動先在庫ラベルコード移動先在庫ロケーションコード
いずれの伝票タイプでも、次の入力ルールがあります。
- 在庫ラベル・在庫ロケーションを指定する場合は、両方をセットで入力する必要があります。片方のみの入力はできません。
- 同一の
伝票コード内の全行で同じ値に統一する必要があります。一部のSKUだけに、在庫ラベルコード・在庫ロケーションコードを入力することはできません。 - 空欄も入力として扱われます。在庫ラベル・在庫ロケーションを空欄にした場合、次の伝票タイプごとに在庫が操作されます。
- 貸出伝票: 在庫を引き当てずに、新しい貸出在庫を生成してパートナー在庫として割り当てます。
- 返却伝票: 貸出中のパートナー在庫を返却せずに削除します。
在庫ラベルの確認・作成方法は在庫ラベルを作成するを参照してください。
在庫ロケーションの確認・作成方法は在庫ロケーションを作成するを参照してください。
操作方法
パートナー在庫移動伝票の一括取り込みは、以下の手順で行います。
一括取り込み用XLSXファイルをダウンロードする
XLSXファイルのダウンロード画面へ移動する
- 在庫メニューをクリックします。
- パートナー在庫タブをクリックします。
- パートナー在庫移動伝票の一括取り込みボタンをクリックします。
「パートナー在庫移動伝票の一括取り込み」モーダルが開きます。
フォームを入力する
-
伝票タイプ
取り込むパートナー在庫移動伝票の種類をプルダウンから選択します。- 貸出伝票: パートナー在庫をバイヤーへ貸し出す場合に使用します。
- 返却伝票: バイヤーから商品が返却された場合に使用します。
-
ファイル言語
ファイルの言語を指定します。プルダウンで
日本語または英語から選択します。
XLSXファイルをダウンロードする
-
内容を確認のうえ、XLSXファイルをダウンロードボタンをクリックします。
処理に成功すると、「一括取り込み用XLSXファイル」がダウンロードされます。
一括取り込み用XLSXファイルを入力する
ダウンロードした「一括取り込み用XLSXファイル」を開き、データを入力します。
※「A1セル」は削除しないでください。
カラム名は書き換えないでください。
カラム名を書き換えると、取り込みエラーの原因となります。
貸出伝票と返却伝票で共通の項目を入力する
貸出伝票と返却伝票で共通の入力項目を説明します。
貸出伝票固有の入力項目は貸出伝票固有の項目を入力するを参照してください。返却伝票固有の入力項目は返却伝票固有の項目を入力するを参照してください。
-
伝票コード※必須
パートナー在庫移動伝票のコードを入力します。伝票コードは自動生成されません。必ず入力してください。
同一の
伝票コードを入力した行は、1件のパートナー在庫移動伝票としてまとめて取り込まれます。 -
顧客バイヤー固有コード※必須
在庫移動先または在庫移動元となるバイヤーの固有コードを入力します。確認・編集方法はバイヤーを編集するを参照してください。
-
品番※必須
製品のモデル番号を入力します。 -
SKU番号※必須
移動の対象となるSKU番号を入力します。 -
数量※必須
移動する在庫数を入力します。 -
備考
任意の値を入力します。 -
伝票日付
YYYY-MM-DD、YYYY/MM/DD、YYYY.MM.DDのいずれかの形式で入力します。空欄にした場合、伝票日付は自動で設定されます。同一の
伝票コード内で複数の日付は指定できません。
貸出伝票固有の項目を入力する
貸出伝票を作成する場合の入力項目を説明します。貸出伝票の一括取り込み用XLSXファイルでは、次の項目を入力します。
引当元在庫ラベルコード
在庫の引当元となる在庫ラベルのコードを入力します。在庫を引き当てずに伝票を作成する場合は空欄にします。引当元在庫ロケーションコード
在庫の引当元となる在庫ロケーションのコードを入力します。在庫を引き当てずに伝票を作成する場合は空欄にします。
返却伝票固有の項目を入力する
返却伝票を作成する場合の入力項目を説明します。返却伝票の一括取り込み用XLSXファイルでは、次の項目を入力します。
移動先在庫ラベルコード
在庫の返却先となる在庫ラベルのコードを入力します。在庫を移動せずに削除する場合は空欄にします。移動先在庫ロケーションコード
在庫の返却先となる在庫ロケーションのコードを入力します。在庫を移動せずに削除する場合は空欄にします。
一括取り込み用XLSXファイルをアップロードする
XLSXファイルのアップロード画面へ移動する
- 在庫メニューをクリックします。
- パートナー在庫タブをクリックします。
- パートナー在庫移動伝票の一括取り込みボタンをクリックします。
「パートナー在庫移動伝票の一括取り込み」モーダルが開きます。
フォームを入力する
-
タイムゾーンをプルダウンから選択します。
- アジア/東京:
伝票日付を日本時間の日付として登録します。 - 協定世界時(UTC):
伝票日付を世界標準時の日付として登録します。
- アジア/東京:
XLSXファイルをアップロードする
-
ファイルを選択ボタンをクリックし、入力済みの「一括取り込み用XLSXファイル」を選択します。
ファイルをドラッグアンドドロップして選択することもできます。
-
インポートボタンをクリックします。
処理に成功すると、在庫の移動が完了します。
移動伝票タブの在庫移動伝票一覧で、取り込まれた移動伝票を確認できます。
利用上の注意
取り込みできない入力について
次のいずれかに該当する場合は、XLSXファイルを取り込めません。
- 必須項目が未入力
- 同一の伝票コード内で、同一のSKU番号が複数行に入力されている
- 同一の伝票コード内で、異なる伝票日付が入力されている
- 在庫ラベルコードと在庫ロケーションコードの片方のみが入力されている
- 同一の伝票コード内で、在庫ラベルコードまたは在庫ロケーションコードが行ごとに異なる
- 同一の伝票コード内で、在庫ラベルコードと在庫ロケーションコードを一部の行だけに入力している
- 存在しない顧客バイヤー固有コード、在庫ラベルコード、在庫ロケーションコードが入力されている
在庫ラベル・在庫ロケーションを空欄にすると、在庫が増えるまたは削除されます
貸出伝票の引当元在庫ラベルコードと引当元在庫ロケーションコードを空欄にして取り込む場合、在庫を引き当てずにパートナー在庫をバイヤーに割り当てます。
そのため、ブランド環境上の総在庫数が増加します。
また、返却伝票で移動先在庫ラベルコードと移動先在庫ロケーションコードを空欄にして取り込む場合、移動先への返却を行わず、削除として扱われます。
DEXTREを在庫管理の基幹として運用している場合、システム上の在庫数と実態が一致しなくなる可能性があるため、XLSXファイルの取り込み前に在庫ラベル・在庫ロケーションの入力が正しいか十分にご確認ください。
A1セルの編集・削除禁止
一括取り込み用XLSXファイルのA1セルは、システムがデータを読み込むために使用します。
編集または削除すると、正常にデータを取り込めなくなります。