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カタログ別製品データの上書き一括取り込み(Excel)

概要​

取り込み用Excelファイル(.xlsx)のダウンロード・取り込みを介して、特定のカタログ内における製品データを、製品管理上の製品マスタとは異なる独自の上書きデータで定義する機能です。

同一製品であってもカタログごとに異なる価格・納期・SKU展開(バリエーション)などを設定できます。

利用目的​

カタログ別の製品情報を一元管理し、カタログごとの販売条件や表示内容を統制する目的で利用します。

取引先やチャネルに応じた価格・納期・SKU展開の差異を明示的に管理することで、コンプライアンスや統制の担保にも活用できます。

機能の説明​

項目ごとの上書きと製品マスタ追従​

製品マスタとは別に、カタログごとの「上書きデータ」を作成できます。

上書きデータを作成することで、同一製品であってもカタログごとに価格・納期・SKU展開(バリエーション)などを独自に定義できます。

上書き可能な項目は、項目ごとに「カタログ独自の値で上書きする」「製品マスタに追従する」「値を明示的に空にする」を分けて管理できます。

例えば、同じSKUに複数の通貨や取引条件の価格がある場合でも、一部の価格だけを製品マスタに追従させ、他の価格やSKUはカタログ独自の値を維持できます。

※製品名など上書き不可の項目は、引き続き製品マスタを参照します。

上書きデータを作成しても、製品マスタに追従する項目は、製品マスタ側で更新された値を参照します。カタログ独自の値で上書きした項目は、製品マスタ側の更新では変更されません。

上書き可能な項目​

現状、上書きまたは製品マスタ追従を指定できる項目は以下のとおりです。

  • カタログに含める: SKUレベルでカタログに含めるかどうかを指定できます。
  • 価格: SKUレベルで卸価格を設定できます。
  • 参考小売価格: SKUレベルで参考小売価格を設定できます。
  • 納期を範囲内で選択可能にする: 製品レベルで納品日を範囲内で選択可能にするかどうかを指定できます。
  • 納期: 製品レベルで納品予定日をFrom(開始日) 〜 To(終了日)で指定できます。
  • カスタム属性: 製品レベルおよびSKUレベルでカスタム属性を設定できます。

取り込み対象カタログのコード​

カタログ別製品データの上書き一括取り込みを行うには、対象のカタログにコードが登録されている必要があります。

コードが未登録の場合、ダウンロードしたXLSXファイルのカタログコード 列は空欄になります。カタログコード 列が空欄のまま取り込みを実行すると、エラーが発生します。

ファイルのダウンロードや編集を行う前に、対象カタログにコードが登録済みであることを確認してください。

カタログのコードはカタログ編集機能から登録できます。詳細はカタログを編集するを参照してください。

階層別の適用ロジック​

  • 製品レベル項目(納期、製品カスタム属性)
    ファイル内の当該製品の先頭行(1行目のSKU行)の値が参照され、全SKUに対し一律で適用されます。
  • SKUレベル項目(カタログに含める、価格、参考小売価格、SKUカスタム属性等)
    SKU行ごとの個別値が適用されます。

行順によるSKUの並び替え​

ファイル内の行順に従って、カタログ内におけるSKUの表示順序が定義されます。

条件による変動要素​

  • 一部SKU行の削除(SKUレベル項目の更新対象からの除外)
    製品内の一部のSKU行をファイルから削除した場合、削除したSKU行のSKUレベル項目は更新対象外として扱われます。
  • 全SKU行の削除(製品の更新対象からの除外)
    特定の製品の全行をファイルから削除してインポートした場合、製品は「更新対象外」として扱われ、現状のデータおよび項目ごとの上書き/製品マスタ追従の状態が維持されます。
    意図しない製品の上書き状態化を防ぐことができます。

言語設定​

ダウンロード時の設定に基づき、ファイル内のヘッダー項目等が対応する言語で生成されます。

操作方法​

カタログ別製品データの上書き一括取り込みは、以下のフローで行います。

  1. カタログ別製品データ上書き用XLSXファイルをダウンロードする
  2. カタログ別製品データ上書き用XLSXファイルを編集する
  3. カタログ別製品データ上書き用XLSXファイルをアップロードし、一括取り込みする

1. カタログ別製品データ上書き用XLSXファイルをダウンロードする​

XLSXファイルのダウンロードページに移動​

  1. カタログメニューをクリックします。

  2. カタログ一覧から、設定対象のカタログの詳細ボタンをクリックします。
    「カタログ詳細」ページに遷移します。

    カタログフィルターに条件を入れてカタログを絞り込むこともできます。

  3. 製品一覧セクションのカタログ別製品データの上書き一括取り込みをクリックします。
    「カタログ別製品データ上書き」モーダルが開きます。

  4. カタログ別製品データ上書きXLSXファイルをダウンロードをクリックします。
    「カタログ別製品データ上書きXLSXファイルのダウンロード」ページに遷移します。

XLSXファイルのダウンロード​

  1. ファイル言語
    ファイル内のカラムなどに表示される言語をプルダウンで指定します。

  2. 対象製品の選択
    対象のカタログ内製品にチェックを入れます。

    • 全て選択するをクリックすると、カタログ内の全ての製品を選択します。
    • 選択を全て解除するをクリックすると、選択した製品を全て解除します。
  3. ダウンロードボタンをクリックします。
    「カタログ別製品データ上書き用XLSXファイル」がダウンロードされます。

2. カタログ別製品データ上書き用XLSXファイルを編集する​

ダウンロード時の設定で指定した製品を元に、製品データが用意されます。

上書きデータが存在しない製品は製品マスタから、既に上書きデータが存在する製品は現在の上書きデータから参照したデータが用意されます。
上書きデータが存在しない場合、製品マスタ上で無効(非アクティブ)状態のSKUは「カタログに含める: false」の状態でデータが用意されます。

ダウンロードした「カタログ別製品データ上書き用XLSXファイル」を開き、上書きしたい値を編集します。

上書き対象セルは、入力内容によって取り込み後の扱いが変わります。

入力内容取り込み後の扱い
空欄製品マスタに追従する
値を入力カタログ独自の値として上書きする
__CLEAR__値を明示的に空にする(空状態の上書きデータを作成する)

各項目の説明​

価格やカスタム属性などは、メーカー環境・ブランド環境によって列の有無や項目名が異なります。貴社環境に合わせて編集してください。

カラム名は書き換えないでください。
カラム名を書き換えると、取り込みエラーの原因となります。

  • カタログコード (変更不可)
    製品データ上書きを行う対象のカタログを指します。

  • 品番 (変更不可)
    製品の「モデル番号」を指します。

  • SKU番号 (変更不可)
    SKUのSKU番号を指します。

  • SKU (変更不可)
    SKUの表示名を指します。

  • カタログに含める (上書き対象)
    SKUレベルの入力項目です。

    上書きデータを作成する場合は、true または false を入力します。

    • true : バイヤーアプリで対象SKUが表示され、注文も可能になります。
    • false: バイヤーアプリで非表示となります。
  • 価格 (上書き対象)
    SKUレベルの入力項目です。

    上書きデータを作成する場合は、取引条件・通貨の組み合わせごとに上書き用の「卸価格」を入力します。

    • 取引条件の例: 掛け率取引、FOB、EXWなど
    • 通貨の例: JPY、USD、CNYなど

    「掛け率取引」の場合は、上書き用の「上代」を入力します。

  • 参考小売価格 (上書き対象)
    SKUレベルの入力項目です。

    上書きデータを作成する場合は、通貨ごとに上書き用の「参考小売価格(メーカー希望小売価格)」を入力します。

  • 納期を範囲内で選択可能にする (上書き対象)
    製品レベルの入力項目です。

    有効にする場合は true、有効にしない場合は false を入力します。
    有効にした場合、バイヤーが発注時に納品日を指定できるようになります。

    納品日は、納期1(From) から 納期2(To) の期間内で、任意の日付を指定することができます。

  • 納期1(From) (上書き対象)
    製品レベルの入力項目です。

    上書き用の「納品予定日(From)」を yyyy-MM-dd 形式で入力します。

    例: 2026-01-01

  • 納期2(To) (上書き対象)
    製品レベルの入力項目です。

    上書き用の「納品予定日(To)」を yyyy-MM-dd 形式で入力します。

    例: 2026-01-31

  • カスタム属性(製品レベル) (上書き対象)
    事前にマスタ登録したカスタム属性に対し、製品レベルで入力する項目です。

    上書きデータを作成する場合は、値を入力します。

  • カスタム属性(SKUレベル) (上書き対象)
    事前にマスタ登録したカスタム属性に対し、SKUレベルで入力する項目です。

    上書きデータを作成する場合は、値を入力します。

XLSXファイルの保存​

データ入力が完了したら、XLSXファイルを保存して閉じてください。

なお、XLSXファイル内に関数が残っている場合、取り込み時にエラーとなるため、「コピー > 形式を選択して貼り付け > 値」で貼り付けてから保存してください。

3. カタログ別製品データ上書き用XLSXファイルをアップロードし、一括取り込みする​

ファイルの編集が完了したら、DEXTREにアップロードします。

XLSXファイルのアップロードページに移動​

  1. カタログメニューをクリックします。

  2. カタログ一覧から、設定対象のカタログの詳細ボタンをクリックします。
    「カタログ詳細」ページに遷移します。

    カタログフィルターに条件を入れてカタログを絞り込むこともできます。

  3. 製品一覧セクションのカタログ別製品データの上書き一括取り込みをクリックします。
    「カタログ別製品データ上書き」モーダルが開きます。

XLSXファイルの一括取り込み実行​

  1. ファイル選択をクリックします。

  2. 編集した「カタログ別製品データ上書き用XLSXファイル」を選択します。

  3. インポートボタンをクリックします。

    取り込みに成功すると、XLSXファイルの入力内容に基づき、項目ごとに製品マスタ追従・カタログ独自の上書き・明示クリアが反映されます。

    ファイルの入力内容に問題がある場合、取り込みは失敗し、エラーメッセージが表示されます。

利用上の注意​

項目ごとの製品マスタ追従​

上書きデータが存在する製品でも、製品マスタに追従する項目は、製品マスタ側の更新内容を参照します。

カタログ独自の値を入力した項目は、製品マスタ側で情報を更新してもカタログには反映されません。項目ごとに製品マスタへ追従させたい場合は、XLSXファイル上で対象セルを空欄にして取り込みます。

値を明示的に空にしたい場合は、対象セルに __CLEAR__ を入力します。空欄は値を空にする指定ではなく、製品マスタに追従する指定として扱われます。

データ適用の優先順位(製品レベル)​

製品レベルの項目(納期、製品カスタム属性)に対し、SKU行ごとに異なる値や __CLEAR__ を入力しても、システムは「製品の先頭行」の値のみを正として採用し、2行目以降(後続SKU行)の入力値は無視されます。

SKU行削除時の挙動​

製品内の一部のSKU行をファイルから削除した場合、削除したSKU行のSKUレベル項目は更新対象外として扱われます。

ファイル内から特定の製品行をすべて削除した場合、製品は更新対象から除外されるのみであり、カタログ自体の登録解除(製品の削除)は実行されません。

XLSXファイルの変更不可箇所​

ファイルのA1セルの内容は変更または削除しないでください。A1セルの内容を変更すると、取り込み処理が失敗します。

また、カタログコード、品番、SKU番号、SKU は変更できません。変更すると、上書き可能な項目の入力内容と対象の製品・SKUが食い違う原因になります。